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NHK FM「ジャズ・トゥナイト」篠田昌已特集を聴きました

篠田昌已を知っていますか?」

12月10日放送のNHK FM「ジャズ・トゥナイト」で「篠田昌已を知っていますか?」という特集を組まれていました。今年でサックス奏者の篠田昌已さん没後30年。ちょうど最近、篠田昌已さんの音楽がマイブームだったので、とても楽しみに聴きました。聞き逃し配信は12月18日の午前1時まで。あまり時間はないですが、まだ聞いていない方はぜひ!

www4.nhk.or.jp

ジャズ番組でありながらチンドンの曲が流れたりと、ジャズという枠にとらわれず篠田昌已氏にフォーカスした内容でした。楽曲への思い、楽曲がどういう経緯で生まれたのかを丁寧に語られていました。大友良英さんの優しく愛ある語り口がとてもよかった!

リアルタイムでも聴きましたが、もう一度聴きたくなり、聞き逃し配信でも聴きなおしました。

知ったきっかけは栗コーダーカルテット

ピタゴラスイッチを演奏しているインストバンド栗コーダーカルテット」(以下、栗Q)が好きです。中学生の頃、友達にCDを借りて以来ずっと好きで、今でもよく聴いています。最近わりと聞きつくした感があるので、メンバーが過去に参加していたバンドの曲を聴くようになりました。

そのメンバーの一人であるチューバ奏者の関島岳郎さん、栗Q以外にも多くのバンドやユニットに参加されています。栗Qのメルマガ「月刊笛仙人」で、メンバー各々が自由に綴るコーナーがあります。そのなかで関島さんがよく話題にしているのが「コンポステラ」というバンドでした。関島さんの音楽性に大きく影響を与えたバンドとのこと。自分の好きなバンドに大きな影響を与えたバンド、めっちゃ気になるじゃないですか。

そのコンポステラのリーダーが篠田昌已さん。1992年に34歳の若さで亡くなっているため、活動期間は決して長くはないです。自分が生まれるか生まれないかくらいの時代に活動されていた方なので、リアルタイムでの活動は知りません。にもかかわらず平成生まれの自分も魅力を感じるのは、関島岳郎さんや大友良英さんなど影響を受けた多くのミュージシャンが語り継いでいるからだと思います。

コンポステラと栗Qの聴き比べも面白い

ちょっとラジオの内容からはそれますが「くつやのマルチン」「海を渡る風」などコンポステラの楽曲が、栗Qのナンバーになっています。コンポステラは金管楽器がメイン、栗Qはリコーダーメインのバンド。各々の雰囲気がだいぶ違うので聴き比べると面白いです。「くつやのマルチン」は栗Qがよく演奏しているナンバーで、てっきり栗Qオリジナル曲かと思っていましたが、コンポステラの方が先なのかな?

「くつやのマルチン」「海を渡る風」が収録されているアルバムを貼っておきます。自分は両方持っていますがどちらも最高です!ちなみに「蛙のガリアルド」は栗Qのファーストアルバムです。

歩く人

歩く人

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まとめ

全体的にまとまっていない記事になってしまいました。音楽は好きなんですが、造詣が深くはないので、稚拙な文章になってしまいお恥ずかしい限り。うまく言えないですが、篠田さんの演奏って情を揺さぶられる、心に響く演奏です。多くのミュージシャンが影響を受ける理由もわかる気がします。