朝散歩を始めてメンタルが安定した

ストレスを感じやすい1年でした

今年は転職したこともあり、ストレスを感じやすい1年でした。コロナ禍なので仕方がないんですが、入社直後からいきなり在宅勤務になってしまったことも要因のひとつだと思います。前職では全くテレワークできなかったので、はじめのうちはウキウキだったんですけどね。

コミュニケーションツールが整っているとはいえ、業務フローがわからない、職場の人間関係を構築できていない段階からのテレワークは精神的にキツかったです。周囲の人から中途採用のくせに仕事ができない奴と思われていたら…。こんな初歩的な質問をしたら呆れられるんじゃないか…。些細なことが気になり、考えは堂々巡り、嫌なことを思い出して鬱っぽくなったり、やたら不安な気持ちになる…そんな時期が数か月つづきました。

「精神科医が教えるストレスフリー超大全」で朝散歩を知る

そんな中、たまたま書店で出会ったのが書籍「精神科医が教えるストレスフリー超大全」でした。ちょうどストレスがピークだった時期で、思わず衝動買いしました。

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この本の冒頭で「ストレスフリーの基本」として紹介されていた内のひとつが朝散歩でした。朝日を浴びると脳内物質のセロトニンが活性化し、清々しい気分となり、意欲がアップ、また体内時計がリセットされ自律神経が整うとのこと。うつ病の患者さんが朝散歩を始めただけで改善した例もあるそうです。半信半疑ながらも朝散歩をはじめてみることにしました。

1週間ほどで効果を実感

毎朝20分くらい散歩するようになって1週間ほどで気持ちの変化を感じました。具体例を挙げます。

• アラーム無しでも朝6時に目覚め、夜は23時には眠たくなるようになった。
• 過度に人の目を気にしなくなった。
• 以前よりミーティングで発言できるようになった。
• 始業前の憂鬱な気持ちが軽減した。
• 嫌な思い出がフラッシュバックすることが減った。

自分でも一番驚きなのが対人関係です。もともと内向的な性格でしたが、ちょっとだけ積極的になれたような気がします。いままで人に声を掛けるとき相手にどう思われているか心配になり、躊躇してしまうことがしばしばありました。「こんな初歩的な質問をしたら呆れられるんじゃないか」といったような、いま振り返ってみれば無用な心配をすることが減りました。人への緊張感や警戒心が和らいだのだと思います。

まとめ

人生の節目の記録として、転職直後のメンタルが不安定だった時期のことを書いてみました。メンタル不調のきっかけは転職による環境の変化だと思いますが、原因の本質は単に日光浴不足と生活リズムの乱れだったのかもしれません。朝散歩を始めただけで、こんなに安定するとは思っていませんでした。特に対人感情が大きく改善したと感じます。もともと街の散策が好きだったこともあってか、3か月たった今も続けられています。日照時間が短い季節は鬱っぽくなりやすいとも聞くので、寒くなるこれからの季節も朝散歩を続けていきたいですね。「ストレスフリー超大全」の著者、樺沢紫苑先生には感謝です。